▼2013年、4月1日(月)
原発ノミクス |
東京新聞 3月28日朝刊 : 1面 から
全国で提訴されていた昨年12月衆議院選挙の“1票の不平等問題”は、16の判決中 「 違憲12 」、「 違憲状態2 」、「 違憲・無効2 」という結果でした。
( 時間的経緯と高裁別判決 : 下表 )
3月6日 |
東京高裁 |
違憲 |
3月7日 |
札幌高裁 |
違憲 |
3月14日 |
仙台高裁 |
違憲 |
〃 |
名古屋高裁 |
違憲状態 |
3月18日 |
福岡高裁 |
違憲状態 |
〃 |
名古屋高裁 金沢支部 |
違憲 |
3月22日 |
高松高裁 |
違憲 |
3月25日 |
広島高裁 |
違憲・無効 |
3月26日 |
広島高裁 松江支部 |
違憲 |
〃 |
東京高裁 |
違憲 |
〃 |
広島高裁 岡山支部 |
違憲・無効 |
〃 |
広島高裁 |
違憲 |
〃 |
福岡高裁 那覇支部 |
違憲 |
〃 |
福岡高裁 宮崎支部 |
違憲 |
〃 |
大阪高裁 |
違憲 |
3月27日 |
仙台高裁 秋田支部 |
違憲 |
|
自民党を初めとした国会・政治家に対し、司法は、「 ご都合主義は 『 もういい加減にしなさい!』 このまま放置したら次は確実に “ レッドカード
” ですよ。 」 と最後通告したのでしょう。0増5減や、区割りをしたところで、格差が1.998倍などではアメリカ・ペンシルベニア州の例を上げるまでも無く、許されるものではないわけで
・・・・・。
さて、こんなコラムが同じ東京新聞2面に掲載されていましたのでご紹介いたします。
『 原発依存から脱し、省エネや自然エネルギーなどに関連する多様な産業を振興して日本経済の活性化につなげようと、市民団体が二十七日、国会内でシンポジウムを開き、スローガン
「 原発ゼロノミクス宣言 」 への賛同を国民に呼び掛けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飯田氏 ( 環境エネルギー政策研究所長 ) は地域ごとに自然エネルギーを生み出す取り組みの重要性を指摘。
「 永田町を吹き飛ばすようなエネルギー革命を起こす時代に入った 」 と述べた。
金子氏 ( 慶応大教授 ) は 「 目先の株価をつり上げて、解決すべき問題を先送りしているアベノミクスより夢がある。 ( 原発に ) 反対するだけでなく創造的に二十一世紀をつくっていく運動に変えていかなければ
」 と応じた。 ・・・・・・・・・・・・・・ 』
記 :
4月 1日