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2016年11月20日(日)

先月になりますが、10月16日、一橋大学本館21号教室で、小出裕章氏と樋口健二氏の原発問題、労働者問題に関するコラボ・トークが有りましたので行ってきました。
14時から18時までの長めの講演会でしたが、都合により3時間ほどで退席した次第です。

講演のほんの一部をアップしてみます。
内容は “ 1999年9月30日に起きた、東海村JCOでのウラン臨界事故 ” に関するものです。

《 思い返すと、当時は原子力に関する知識も情報も持ち合わせない状態
(
今は福島第一原発重大事故により知り得た情報が多少なりとも有る )で、ただニュースや報道により死者が出てしまった事故程度の認識しかなかったのが実情です。 》

以下の映像 ( mp4 ) は講演会で使用した資料を小出氏の音声に合わせて変化するよう作ってあります。

広島、長崎の原爆被爆者の資料画像は何度もテレビや新聞、雑誌で見てその実情を知ったつもりでいましたが、こうした講演会で大きなスクリーンに映し出される画像 ( 実際はカラー ) を見ながら解説を聞くと、被曝というものの酷さ、怖さが改めてリアリティーを持って迫ってくるのを感じ、ショックでした。

短いですが、東海村JCOの臨界事故の実像とその酷さを再確認するとともに、現在進行中のイチエフ事故の怖さを推し量ってみてください。その只中では現在も何千人という下請け作業員が働いているのです。

          ( YouTubeに講演会の映像が有りますのでリンクしてみます)

                                            記 : 11月20日



2016年12月3日(土)

現安倍政権は、
2013年11月のNSC法、つづく特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認閣議決定、安保法( 戦争法 ) 等から始まって直近の年金法改定 ( 年金カット法 : 日刊ゲンダイへリンク )、IR法( カジノ法 )まで市民生活に重大な悪影響を与える法案を立て続けに強行採決!


まさに暴走列車内閣!
次元がまったく違うので比較するのも憚れるが、“ ネコバス ” のフッカフカの気持ちよさとは真反対!
これ以上ないという最悪の乗り心地の上、最終目的地は 「 す 」 ならぬ せんぜん
カルト独裁の社会構築目指してまっしぐら・・・といった様相です。

しかも、安倍政権の謳い文句アベノミクス筆頭の “ 成長戦略 ” に並ぶ項目が、
  
● 武器輸出(禁止)3原則を強制終了させた防衛装備移転3原則
  ● カジノ推進のためのIR法
  ● 原発輸出


つまりは、金もうけのためのなりふり構わぬ、
戦争加担の武器輸出解禁、ギャンブル推進、現在進行中のフクイチ重大事故を無視した原発輸出。
数を頼りの、なんとも表現しようのない無能無策ぶりが露わになってきています。

《 追記 》 : 昨年の日刊ゲンダイ1114日に
         憲法学者小林節氏がつぎのようなコメントを寄せている。


「 なぜ安倍首相を批判するのか 」 答えは山のようにある

私にはもともと自民党支持者の友人、知人、親族が多い。
彼らから時々、「なぜおまえはそんなに安倍首相を批判するのか? 
安倍首相は日本のためによくやっているではないか!」と言われる。

しかし、私には、安倍政権が私たち主権者国民のために何か良いことをしてくれたという記憶はない。

既述のように、憲法9条の故に海外派兵ができないおかげで 「 専守防衛 」 に徹し、結果的に一度も海外で戦争に参加せず70年間も平和でいられたこの国を、今回の戦争法の制定により、まず、米軍の友軍として、世界で普通に戦争に参加する、「 殺し・殺される 」 国に変えてしまった。

TPPも、詳細は秘匿されたままではあるが、方向性としては、日本の食料市場に外国産の安価な食料が大量に流入し、わが国の食料生産能力が壊滅してしまうことは明らかである。

その結果、わが国は、いざという時に米国等に食料を依存せざるを得ない立場になってしまう。軍事属国に加えて食料属国である。
アベノミクスも、政府は騒いでいるが大衆は何の効果も実感できていない。


北朝鮮のミサイルが脅威だと言いながら、日本海側に存在する原発を、廃止するどころか無防備のまま再稼働しようとしている。
大震災で 「 安く 」 も 「 安全 」 でもないことが立証された原発を、国民を危険に晒して再稼働し、世界に輸出する政府など要らない。

また、尖閣が危ないと騒いでおきながら、自衛隊は増員しないと言う。
しかし、それで自衛隊を海外に派兵する以上、日本の防衛が手薄になることは必定で、それは矛盾以外の何ものでもない。
また、米軍と転戦する以上、米軍の敵・イスラム国を敵に回し報復テロの危険を受け入れることに等しく、私たち国民にとっては危険が増す。

さらに、既に戦費破産に陥っている米国に続いて、これからはわが国も世界の兵器産業の顧客になるわけで、いずれわが国も戦費破産に至る。

安倍首相が熱心な拉致問題も、現政権下で何も前進してはいない。

この安倍政権のどこが 「 よくやっている 」 のか?   私には理解できない。


                                              記:12月3日




2016年12月6日(火)

今日の独りごと
2016126()なにやら突然、安倍さんが真珠湾に向かい、慰霊のための行脚を行うというニュースが流れている。

ともあれ、真珠湾攻撃という、言わば日本側の宣告無しの闇打ちにより犠牲となった戦死者の方々の慰霊を行うことは両国にとってとても良いことだと思うし、戦争による悲劇が無くなるよう
努力することが重要なのは自明のこと。

TVメディアでは
   ①オバマ大統領との会談を交えて現地真珠湾、アリゾナ記念館を訪問すること。
   ②菅官房長官の、「 飽くまで慰霊のためであって謝罪の為ではない 」、
     という念押し発言を報道していること。   また、

   ③アメリカ市民の何人かにインタビューし、
    「 過去の過ちを改め両国の友好を推進する良いきっかけになる 」、とか、
    「 過去のわだかまりは行動 ( 首相の今回のような ) と時間が解決するものだ 」、
     とか、比較的前向きで穏やかな発言
等の内容が報じられている。


しかし安倍さんは、記者会見で真珠湾訪問を問われた時
( オバマ大統領が広島訪問する前 ) 「 現在、計画は無い とはっきり応えていた ( 526日付・共同通信 ) のも事実。

にもかかわらず年末の慌ただしいこの時期にいきなりの真珠湾慰霊訪問発表。
またまたお得意のサプライズを狙ったわけでもあるまいし、違和感が無いと言えば嘘になるでしょう!
( 中には、選挙用アクションでは?とまで表現する輩も、もし解散・総選挙の為を狙ったとしたら、よほど国民をバカにしているということだ。)

と言うのもこのような行動をとるホントのところは誰が見ても明白で、
先日彼が、オバマ現大統領を無視するかのように、トランプ次期大統領と電話会談したり、
直にトランプ・タワーに飛んでいき、娘のイヴァンカ氏を交えて歓談したことが原因で有ることは
否定しようもないこと。


オバマ政権から、前例のない事をするなと勧告されていたにもかかわらず、“ トランプ詣で ” を実行した事でオバマ大統領の逆鱗に触れ、本来開かれる予定だった大統領とのペルー首脳会談を拒否されてしまったわけです。従って、アメリカ政府のご機嫌をとり、併せて次期大統領との関係の円滑化を図る意味でも、今回の真珠湾、慰霊の旅を急遽行わざるを得ない羽目に陥ったということが実のところでしょう。
つまりは、捲土重来の意味合いが多分に有る慰霊の訪布哇ということです。

( 参考 ) アメリカ・メディア報道 ( 一部 ) を以下にリンクしておきます。
● New York TIMES
http://www.nytimes.com/2016/12/05/world/asia/
          shinzo-abe-pearl-harbor-japan.html?_r=0

● CNN.com
http://edition.cnn.com/2016/12/05/asia/obama-abe-pearl-harbor/
                                          
                                          記 : 12月6日




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