▼2018年3月21日(水)
現在国会では森友学園事件に関する公文書改竄で大きくもめているが、その陰で、と言っても良いと思われる不穏な動きが小池百合子知事を中心とする東京都議会で起きている。
それは 「 東京都迷惑防止条例 」 の改定 ( 改悪 ) 。
詳細は東京新聞、3月21日朝刊、“ こちら特報部 ( 以下 ) ” に特集されているので是非読んでいただきたい。
不穏な動きと思われるのは、この条例改悪で記事にも記載されているように、人々の対権力、
特に現政権に対抗する意識を萎えさせ、強いては抗議行動の自由をも縛りつける作用が十分考えられるからなのです。
現安倍政権が2014年以来強引に進めてきた、憲法違反とも考えられる閣議決定での “ 集団的自衛権行使容認 ” をはじめ “ 安保法制関連11法 ” がらみの戦争加担法決定。
そして権力にとって都合の悪い情報をも隠蔽しかねない “ 特定秘密保護法 ”、集会等の自由を縛る“ 共謀罪法 ” などは、総じて一つの狙いの下で作り上げられつつあるように思えてしまう。
さらに加えてこの東京都条例改悪と来ると、いかな情報音痴と言えども、現政権とそれを取り巻く “ な
んとか会議 ” 構成員を含める人間たちが何を目指しているのか明確に判ろうというものです。
そうなんです、彼等はこの国の将来を何が何でも民主的じゃない、自由じゃない、基本的人権も認めない、戦後レジームから脱却し、まさに戦前モード、否明治維新期の様相満載の美しい国に仕立て上げたい、と思っている・・・・・のだろう。
考え過ぎだろうか・・・・・・・!?
いや多分このままでは、とても美しくない醜い国へと変貌を遂げてしまう危険性が増す。
だから、みんなで大いに声を上げ、政治に関心を持ち、選挙に積極的に出向き、投票しましょう。
あなた自身に直接関りの有ることですから。
記 : 3月21日
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